今日のレンジ予測

[本日のドル/円]

上値メドは124.38

下値メドは120.51
 

[インフレ] 供給網の早期復旧は絶望的。米西海岸の港湾混雑、2021年より大幅に悪化する見通し
[インフレ] 米国でクレジットカード使用率が上昇。景気刺激の現金給付を使い果たしたサイン 
[ECB] ECBはタカ派に転向。緩和縮小9月終了、12月にゼロ金利解除か
[ECB] 賃金上昇が確認できるまでは「利上げしない」

 4月1日(金曜)のドル/円は「円安」。

 24時間のレンジは121.64円から123.04円。値幅は1.40円。 

 2022年の65営業日目は121.64円からスタート。安値も同じ121.64円。NY時間に発表された3月米雇用統計では失業率が3.6%まで更に下がり、FRB(米連邦準備制度理事会)は雇用市場を気にすることなく、金融引きインフレ対応に集中できることを確認した。FRBの利上げがさらに加速するとの思惑が円売りとなり、夜遅く高値123.04円をつける。終値は122.56円(前日比+0.85円)。

 レジスタンスは、123.04円(4/1)、123.21円(3/30)、124.31円(3/29)
 サポートは、122.14円(200時間移動平均)、121.64円(4/1)、121.28円(3/31)。

 FRBのタカ派的利上げ観測が強まるなかで、米国の2年債利回りが2.45%前後まで上昇し、10年債利回りと同水準になった。これは2019年8月以来のことで、2s10sスプレッドの逆転(逆イールド)現象は米景気がリセッションに入るサインともいわれている。

 1日のユーロ/円は「ユーロ高」。24時間のレンジは134.57円から135.88円。 
134.57円からスタートして、安値も同じ134.57円で全く下がらず、米雇用統計発表を過ぎ夜遅くに高値135.88円まで上昇。終値は135.37円(前日比+0.68円)。

レジスタンスは、135.88円(4/1)、136.84円(3/31)。
サポートは、134.85円(200時間移動平均)、134.57円(4/1)、134.52円(3/31)。

 1日のユーロ/ドルは「ユーロ安」。24時間のレンジは1.1028ドルから1.1076ドル。 
東京時間朝に高値  1.1076ドルまで上昇して高値をつけるが、1.11ドル台には乗せられず、米雇用統計発表後にドルが買われたことで夜遅くに1.1028ドルまで下げて安値をつけた。終値は1.1045ドル(前日比▲0.0022ドル)。

出所:MarketSpeed FXより、楽天証券作成
出所:MarketSpeed FXより、楽天証券作成

 

主要指標 終値

出所:楽天証券作成