今日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは116.35円
↓下値メドは113.90円
[ウクライナ] 地政学リスクの逃避先として南米通貨が買われる。
[ウクライナ] 米ロ関係悪化でロシアのドル離れが加速
[インフレ] 米消費者のインフレ期待は「1年後6.0%」、「3年後4.0%」。
28日(月曜)、月末で週明けのドル/円は、「円高」。
24時間のレンジは114.86円から115.75円。値幅は0.90円。
米欧は週末26日、ロシアのウクライナ軍事侵攻に対する制裁措置として、ロシアの主要銀行のSWIFT(国際銀行間通信協会)からの排除を決定。これを受けて2022年の41営業日目は115.22円からの円高スタート。東京時間の朝のうちに115.75円まで戻したが、先週金曜日の高値(115.76円)の直前で上昇はストップ。その後は次第に売りが強まり、未明に115円を割ると明け方に安値114.86円まで下げる。終値は114.96円(前日比▲0.57円)。
レジスタンスは、115.12円(200時間移動平均)、115.76円(2/25高値)。
サポートは、114.86円(2/28安値)114.41円(2/24安値)、114.00円。
28日のユーロ/円は「ユーロ安」。24時間のレンジは128.16円から129.78円。
ウクライナ戦争を仕掛けたロシアに対する米欧の予想以上に厳しい報復措置を受け、週明けはユーロ安方向に窓を開けてオープン、安値128.16円まで下げる。反発も速く2時間後には129円台に戻し、欧州時間にはさらに上値を伸ばして、夜の初め頃129.78円まで上昇した。しかし先週末の130円台には戻れないまま、再び128円台に下落。ユーロ/円の高値が130円より低かったのは2月2日以来のこと。終値は128.98円(前日比▲1.24円)。
レジスタンスは、129.78円(2/28高値)130.03円(200時間移動平均)、130.29円(2/25高値)。
サポートは、128.15円(2/28安値)、127.92円(2/24安値)、127.39円(21.12月安値)。
28日のユーロ/ドルは「ユーロ安」。24時間のレンジは1.1126ドルから1.1246ドル。
週明けユーロ安方向に窓を開けてオープンしたときにつけた1.1126ドルがこの日の安値。1日かけて値を戻し、未明に高値1.1246ドルをつけたところで燃料切れとなった。終値は1.1220ドル(前日比▲0.0053ドル)。
レジスタンスは、1.1309ドル(2/24高値)、1.1316ドル(200時間移動平均)。
サポートは、1.1160ドル(2/25安値)、1.1106ドル(2/24安値)。