今日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは116.00円
↓下値メドは115.05円
[WFH] 在宅勤務の効率性やエネルギー節約効果を無視した出勤要請は、郵便葉書を守るために電子メールを禁止するようなもの
[FRB] 2024年までに8回の利上げを予想。しかし完全雇用は未達
[インフレ] 給料とインフレの関係は意外と薄い。賃金1%上昇でインフレ率上昇は0.04%
9日(水曜)のドル/円は115円台で横ばい。24時間のレンジ115.32円から115.67円。値幅0.35円。
今週最大級の注目指標である、米国インフレ率が今夜発表されます。市場予想によると、1月のCPI(消費者物価指数)は、前月比+0.4%、前年比+7.3%(12月は前月比+0.5%、前年比+7.0%)。食品とエネルギーを除いたコア・インフレ率は、前年比+5.9%の予想(12月+5.5%)。CPIは昨年10月(+0.9%)をピークに緩やかな減速が続いていますが、食品とコア価格の上昇が続いているため、インフレの高止まり状態はまだ続くとの予想が多いです。
2022年の28営業日目は115.53円からスタート。3月の米50bp利上げを8割近く織り込み済み米長期金利が2.0%を目指して上昇するなかで、東京時間朝に8日の高値(115.63円)を超えると115.67円にタッチして、今月の高値を更新。しかし、そこから先に進めず、昼前に115.32円まで戻してこの日の安値をつける。残りの時間はこのレンジ内で過ごしました。終値は 115.54円(前日比▲0.01円)。
レジスタンスは、115.68円(1月28日高値)、116.00円、その上は116.35円(1月4日高値)。サポートは、115.07円(8日安値、200時間移動平均)、114.57円、114.00円。
9日のユーロ/円は横ばい。24時間のレンジは131.63円から132.16円。
東京時間夕方に131.63円まで下落、夜遅くに132.16円まで戻す。131円台は底堅く、しかし132円台前半も重い。終値は132.00円(前日比+0.08円)。
レジスタンスは 132.19円(7日高値)132.60円(21年11月高値)。サポートは、131.48円(8日安値)、131.25円(7日安値)、130.56円(200時間移動平均)。
9日のユーロ/ドルも横ばい。24時間のレンジは1.1403ドルから1.1448ドル。
東京時間夕方に1.1403ドルまで下げて1.14ドルの堅さを確認したあと、未明に1.1448ドルまで上昇して高値をつけました。終値は1.1423ドル(前日比+0.0006ドル)
レジスタンスは1.1484ドル(4日高値)、1.1500ドル、1.1600ドル。サポートは、1.1400ドル、1.1370ドル(1月20日高値)、1.1287ドル(200時間移動平均)。