今日のレンジ予測

[本日のドル/円]

上値メドは114.55

下値メドは113.20

[中国] 2022年のリスクは中国の不動産セクター。不動産業者は借り換えだけで270億ドル必要
[中国] 米中関係の改善は今後10-20年間期待できない
[中国] 米国の民主党と共和党の数少ない合意点は「対中強硬」政策
[中国] 1,300万人が外出禁止になった西安市のロックダウンが1カ月ぶりに解除

 25日(火曜)のドル/円は、やや「円高」。24時間のレンジは113.67円から114.16円。値幅は0.49円。

 今夜はFOMC(米連邦公開市場委員会)。日本時間明日の明け方(28日朝4時)に結果発表とパウエル議長の記者会見が行われます。今回の会合ではFOMCが、金融引き締めをどの程度早く実行したいのかを確認する場となります。もしFOMCメンバーが慎重な姿勢をとり、第2四半期のインフレ率低下を待つという選択肢を残すのであれば、3月に0.5パーセントの利上げという予想は急速に後退することになり、株式市場は安堵することになり、日米金利差ということでは円高材料になる可能性があります。 

 今回、2022年最初の会合の注目点は、「完全雇用達成」の宣言とバランスシート縮小のガイダンスです。金融政策の変更予定はありませんが、「何もしないFOMC」は2022年これが最後になるかもしれない。次回会合からは、利上げか、バランスシート縮小か、あるいはその両方が次々と発表されていくことになるでしょう。

 2022年の17営業日目は113.92円からスタート。東京時間昼過ぎにつけた113.67円が安値。113.50円以下は堅くなっていて、14日、24日も跳ね返されてダブルボトムを形成中。

 夜のはじめ頃、米長期金利が1.8%近くまで上昇したことを受け、高値114.16円をつけました。114円台も売りが多く、押し戻されて終値は 113.85円(前日比▲0.12円)

レジスタンスは、25日の高値で200時間移動平均でもある114.16円。その上は114.80円。
サポートは、1月24日安値の113.47円、その下は112.82円

出所:MarketSpeed FXより、楽天証券作成

主要指標 終値

出所:楽天証券作成