ランキング上位の銘柄について、最近の動向を確認!

テスラ(TSLA)

出所:楽天証券ウェブサイトより(直近3カ月間日足チャート)

 10月、米レンタカー大手ハーツ社がテスラのEV(電気自動車)を10万台購入する計画を発表したことを受け株価が大きく上昇していたテスラ(TSLA)ですが、11月に入り上昇は一服しました。

 イーロン・マスク氏がツイッター上で「保有するテスラ株約10%を売却すべきか」の賛否を問う投票を行った結果、57.9%が売却を支持するという結果となりました。

 それを受け、イーロン・マスク氏は保有株式の一部売却を実行することとなり、同社株価の上昇をストップする要因となりました。

 しかしながら、テスラの今後の業績が悪化するというニュースではないことから、個人投資家の方々は同社の今後の業績拡大を期待して、下がった場面では買いを入れられているお客さまが多かったものと思われます。

エヌビディア(NVDA)

出所:楽天証券ウェブサイトより(直近3カ月間日足チャート)

 先月の19位から3位に大きくランキングを伸ばしたエヌビディア(NVDA)は、11月17日に決算発表すると同時に第4四半期(11~1月)の売上高見通しを発表しました。その売上高見通しが市場予想を上回ったことを受け、株価は上昇しました。

 人工知能(AI)や最近注目のメタバース(巨大な仮想空間)への投資を加速するネット企業が増えていることを受け、データセンター事業のさらなる成長が見込まれています。

リヴィアン・オートモーティブ(RIVN)

出所:楽天証券ウェブサイトより(直近1カ月間日足チャート)

 4位のリヴィアン・オートモーティブ(RIVN)は11月10日に新規上場したばかりの新興EVメーカーです。上場直後は株価の上昇が続き、時価総額は一時1,000億ドルを突破し、EVメーカーの中でテスラに次ぐ2位となりました。

 目先は、黒字化できるかという課題がありますが、テスラを筆頭に今後もEVメーカーには注目が集まりそうです。