来年はどうなる?

Q:2022年はこんな年になる!という予測を教えてください

A:経済回復で業績相場に展開する流れ。ESG関連の動きに注目!

 コロナショック以降、大規模な金融緩和が世界中で実施され、金融相場が続きました。2022年はテーパリング(量的緩和の縮小)で金融緩和が一服する半面、コロナ禍の収束にともなう経済回復で業績相場に展開していくと思います。世界的に見て、日本のコロナ感染者数は極端に少なく、経済回復の障害が少ない印象です。

 一方で、ESG関連の動きも見られるでしょう。環境対策、脱炭素にともなう供給制限によって資源高、インフレが進み、省エネを目的とする設備投資が進展するでしょう。

 ESGをマイナス評価せず、環境、省エネルギー、脱炭素に役立つ日本の製品、サービスの普及、輸出の促進などプラス面に注目するつもりです。

 また、コロナ禍で、人々の間に生活防衛意識が根付いたため、ディスカウント業態にも一定の需要があると考えます。そんななかで私は、2022年もフルポジを継続する予定です。