今日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは114.80円
↓下値メドは112.90円
温室効果ガス、大気中濃度が過去最高に
ドル/円は「円安」。高値114.10円、安値113.39円、1日の値幅0.70円。
東京市場の午前中にその日の安値(高値)をつけて、あとは上がり(下がり)続けるだけというドル/円のパターンは今日も健在。
10月最終日は113.56円からスタート。東京の仲値発表後に113.39円まで下げてからは終日上昇。NY時間までかけて114.10円まで上値を伸ばしました。終値は113.96円(前日比+0.41円)
ドル/円は、短期サポートゾーンである113.20-40円の堅さを確かめから、天井の高さをチェックしに行きました。短期レジスタンスは113.92円近辺を走っている200時間移動平均線でしたが、週明けの東京市場はこのゾーンを抜けて114円台前半まで上がっています。
29日のユーロ/円は「ユーロ安」。高値132.92円、安値131.60円。
東京午前の132.92円がこの日のトップで海外時間には大きく下げて132円も抜け131.60円をつける。終値は131.77円(前日比▲0.91円)。
29日のユーロ/ドルは「ユーロ安」。高値1.1690ドル、安値1.1535ドル。
東京時間に1.1690ドルまで上昇したがECB(欧州中央銀行)会合後につけた28日の高値1.169ドルを超えることなく下落。下げは急で1時間のうちに1.1535ドルまで売られて、今年の安値1.1524ドルに接近しました。終値はやや戻して1.1563ドル(前日比▲0.0122ドル)。
ラガルドECB総裁は、10月ECB理事会後の記者会見で、欧州のインフレ上昇の時期が「予想より長く続く可能性がある」ことを認めました。マーケットはECB利上げ開始を2022年下半期と、従来に比べ大幅に前倒した予想を立て始めています。ラガルド総裁がこれを強く押し戻さなかったことで、ECBは暗に利上げを認めたと考えられました。しかし、金利市場に比べるとFX市場の反応はイマイチで、この日のユーロはECB後の上昇分を全て吐き出した結果となっています。
主要指標 終値
※毎ヨミ! 為替Walkerは、11月2日(火)~4日(木)は休載です。