今日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは114.95円
↓下値メドは113.20円
英国がUSMCA(米国・メキシコ・カナダ協定、旧NAFTA)加入を検討
26日(火曜)のドル/円はやや「円安」。高値114.31円、安値113.67円、1日の値幅0.64円。
この日は113.69円からスタート。東京時間朝に113.67円まで軽く下げたあとは終日上昇。途中113.97円近辺を走っている200時間移動平均にいったん上昇を止められましたが、欧州時間に114円ちょうどを完全に抜けてNY時間には114.31円まで上伸。終値は114.15円(前日比+0.43円)
今夜はカナダ銀行の政策金利発表。政策金利は0.25%で据え置きの予定ですが、緩和縮小の終了を発表するとみられています。カナダは雇用統計も強く、消費者物価指数も上昇。原油価格の上昇を追い風に経済見通しも上向き、量的緩和政策はもはや不要だというのがカナダ銀行の考え。利上げ前倒しの期待も高まっています。カナダ銀行のマックレム総裁は「量的緩和終了より前に利上げする」可能性があると述べています。
明日は日銀金融政策決定会合後に日銀政策金利と展望レポートを発表。金融政策の正常化へと世界の中央銀行が向かうなかで、日銀だけが「大規模量的緩和政策」を継続することが円安の根拠になっています。今日は、もうひとつの「安い通貨」トルコリラの特集です。