2021年9月の概況&好成績銘柄TOP3!

 岸田文雄氏が自民党の新総裁に選出されました。金融資産課税の強化が本当に実現するとネガティブですが、それ以外については安定感があり、政策の予測可能性が高く、11月とみられる衆院選で与党が現有議席と同程度もしくは若干減らすくらいになった場合、来年春に向けて日本株は全体的に上昇すると考えています。

 総選挙の動向が与党有利になり、かつ米国株が底打ちする流れになったら、現在100万円以上保有しているポイント・待機資金を投資に投じて、フルインベストメントに戻します。

 9月は日本株の市場全体が反発したので、勇気を振り絞り、できる限りついていきました。中旬からは米国株市場が崩れ始め、日本株も影響は避けられないと考えたので、順次利益確定を実行。株式で成績が良かったのは、以下3銘柄です。

明和産業(8103)
騰落率:168.10%
 *東証プライム市場に残るため、時価総額を上げるため大幅増配を実施したことで、株価が大きく上昇。これは全く予想しておらず、良い決算を材料に購入していました。上昇がストップしたところですかさず利益確定しました。

*東証プライム市場とは:2022年4月に新設される東京証券取引所の3つの市場区分のうち、上場基準が最も厳しい市場のことです。ここに残れる企業は時価総額100億円以上などの手堅い大型銘柄です。

ソフトバンクグループ(9984)
騰落率:17.52%
 ドイツテレコムとの長期戦略的パートナーシップなどのニュースがあり、短期間で株価が急速に上昇したので、下落基調になってから利益確定しました。上がる途中で売ると頭と尻尾どころか胴体もくれてやる結果になりがちなので、上昇が止まってから売ることを心がけています。

アイフル(8515)
騰落率:9.20%
 米国の金利上昇などが背景となったのか、日本の銀行・保険・その他金融業も、一時、株価が堅調な傾向となりました。短期間に急速に株価が上昇したので、いったん利益確定。下旬に再び大きく下がったので買い戻しました。

 ポイント投資で購入し、今も保有している投資信託では、9月は日本株主体のアクティブ投信のみがプラス。米国の金利上昇を背景として、ハイテク株のウエートが高い投信が大きく下落しました。

▼ポイントで買って保有している投資信託・騰落率ランキング

ひふみプラス 2.31%
楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(米国高配当株式)) ▲0.16%
楽天・新興国株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(新興国株式)) ▲1.18%
楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)) ▲1.67%
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) ▲1.89%
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式)) ▲1.91%
キャピタル世界株式ファンド ▲1.95%
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) ▲2.11%
野村インデックス・ファンド・米国株式配当貴族(Funds-iフォーカス米国株式配当貴族) ▲2.13%
<購入・換金手数料なし>ニッセイ 外国株式インデックスファンド ▲2.23%
iFreeNEXT FANG+インデックス ▲2.79%
netWIN GSテクノロジー株式ファンド Bコース(為替ヘッジなし) ▲3.64%
iFreeNEXT NASDAQ100インデックス ▲3.72%
iFreeNEXT NASDAQ次世代50 ▲3.85%