不動産投資のメリットと注意点
不動産投資は手軽に始めるような投資ではなく、しっかりとした投資知識やリスクへの理解が必要な長期投資です。
その半面、労力をかけることで投資の魅力が高まっていきますが、本業以外の「一事業をもつ」気持ちで取り組むことをお勧めします。
では、その理由と注意点を解説します。
不動産投資のメリット1:手元資金が少なくてもローンを利用して投資ができる
不動産投資の魅力は、何といっても手元資金が少なくても、勤め先の信用を利用して年収の何倍(場合によっては10倍以上)ものローンを組むことができる点です。
多くの不動産投資家がローンをうまく利用して、資産を築いています。
だからこそ不動産投資は銀行とのつき合い方や、いかに低金利で多額のローンを組むことができるかについて考える必要があります。
そのためには、銀行の与信の考え方や不動産価値の計算、ローンのシミュレーションなど幅広い知見と、それ相応の努力が求められるのです。
不動産投資のメリット2:自分の工夫次第で不動産の価値を上げることができる
投資信託では株式市場などで公開された情報をもとに取引がなされるため、個人が企業の価値自体をどうすることもできません。
しかし、不動産はリノベーションや修繕などのように、自分で工夫して物件の価値を上げることも可能です。
そのため、価値がないような物件ばかりをあえて選んで購入し、自分で価値のある物件にしてから売却するという、プロ顔負けの投資家もいます。
もちろん、うまくいけばという前提ではありますが、投資資産の価値を自分次第で変えることができるという点は、不動産投資の魅力の一つです。