2021年7月 個人投資家に人気だった銘柄は?

2021年7月 米国株式買付代金ランキング

順位 ティッカー 前月順位 銘柄名 関連するテーマ
1 NVDA 1 エヌビディア 半導体関連
2 AMZN 9 アマゾン・ドット・コム 小売
3 VOO 2 バンガード・S&P 500 ETF ETF、S&P500
4 AAPL 11 アップル スマホ、PC
5 MRNA 17 モデルナ バイオ医薬製品
6 QQQ 6 インベスコQQQ 信託シリーズ1 ETF、ナスダック100
7 VTI 7 バンガード・トータル・ストック・マーケットETF ETF、米国株式
8 SOXL 5 Direxion デイリー 半導体株 ブル 3倍 ETF レバレッジETF、半導体
9 SPXL 14 Direxion デイリー S&P 500 ブル 3倍 ETF レバレッジETF、S&P500
10 MSFT 13 マイクロソフト ソフトウェア、PC
※楽天証券内買付代金ベース。2021年7月1日~7月30日、国内約定日ベース。

 楽天証券における7月の月間買付代金ランキング・米国株式部門のトップとなったのはエヌビディア(NVDA)でした。5月21日に1対4の株式分割(権利落ち日: 7月20日)を発表して以降、株価は急上昇していました。6月に続き、投資家から買いが集まり、ランキング1位をキープしました。

 上位10銘柄のうち、個別銘柄とETF(上場投資信託)がそれぞれ5銘柄ずつランクインしました。アップル(AAPL)アマゾン(AMZN)マイクロソフト(MSFT)などデビュー者に人気の銘柄が上位に集まる中、日本で大規模の職域接種に使用されている新型コロナワクチンを開発したモデルナ(MRNA)も人気となっていました。そのほか、S&P500指数やNASDAQ指数に連動するETFも注目されていました。

2021年7月 中国株式買付代金ランキング

順位 ティッカー 前月順位 銘柄名 関連するテーマ
1 700 1 騰訊控股 (テンセント・ホールディングス) インターネットサービス大手
2 9988 4 阿里巴巴集団控股 (アリババ・グループ・ホールディング) ネット通販大手
3 1211 3 比亜迪 (BYD) 自動車・電池メーカー
4 2800 6 Tracker FUND OF HONG KONG (トラッカー・ファンド・オブ・ホンコン) ハンセン指数連動のETF
5 2318 8 中国平安保険集団 (ピンアン・インシュランス) 金融(保険)
6 257 7 中国光大環境 (チャイナ・エバーブライト・エンバイロメント・グループ) 環境関連
7 460 37 中国光大環境 (チャイナ・エバーブライト・エンバイロメント・グループ) 医薬品の製造・販売
8 1810 2 小米集団 (シャオミ) スマホ大手
9 175 13 吉利汽車 (ジーリー・オートモービル) 自動車の製造・販売
10 941 16 中国移動(香港) (チャイナ・モバイル) 通信大手
※楽天証券内買付代金ベース。2021年7月1日~7月30日、国内約定日ベース。

 楽天証券における7月の月間買付代金ランキング・中国株式部門のトップとなったのはテンセント(700)で、2カ月連続で1位でした。中国当局によるネット企業への締め付けに続き、オンラインゲームが未成年者に与える悪影響を懸念し、テンセントの旗艦ゲーム「王者栄耀」を批判したことが売り材料となりました。

 また、テンセント(700)とアリババ集団(9988)の7月末の株価はいずれも今年2月の高値から3割を超えて下落しました。