ケース別で分かる!どれが有利?
(1)NISAが良い場合
100万円ぐらいまでの資金で短~中期(5年程度)を目安に、値上がり目的の投資をする場合
(2)つみたてNISAが良い場合
まとまった資金ではなく、毎月3万円程度で5~20年を目安に、積立投資で値上がり目的の投資をする場合
(3)iDeCoが良い場合
老後の資金作りを目的に10年以上かけて積立投資をする場合、iDeCoで投資をして「所得税控除」を受ける。60歳以降の受取時には「退職所得控除もしくは公的年金控除」を利用して老後資金にすると良い
このように投資金額や投資可能期間を考えれば、自分にとって最適な選択肢が浮かび上がってきます(共通点としてどれもが値上がり益が非課税となります)。
節税メリットがもっとも大きいのは?
ところで、単純に資産運用目的にこれらの制度を考えた場合には、もっとも節税メリットの大きいiDeCoがおすすめです。特に拠出時の税額控除と受取時の退職所得控除の節税効果は非常に大きく、それだけでも積み立てをして資産形成をするメリットはあるでしょう。