守りの高配当利回り株4銘柄
世界景気が減速しても業績への影響が相対的に小さいと考えられる「ディフェンシブ株」の中から、配当利回りが高めで、株価が割安と私が考える銘柄を選びました。
<守りの高配当利回り4銘柄:2021年6月15日時点>
コード | 銘柄名 | 主要事業 | 配当利回り | 株価:円 | 1株当たり 配当金:円 |
2914 | 日本たばこ産業 | たばこ | 5.9% | 2,202.0 | 130.0 |
4502 | 武田薬品工業 | 医薬品 | 4.7% | 3,800.0 | 180.0 |
9432 | 日本電信電話 | 情報通信 | 3.8% | 2,894.0 | 110.0 |
9434 | ソフトバンク | 情報通信 | 6.0% | 1,423.5 | 86.0 |
(出所:配当利回りは、今期1株当たり年間配当金(会社予想)を6月15日株価で割って算出。今期とは2022年3月期。日本たばこ産業のみ2021年12月期) |
投資家の中には、上記のような高配当利回り株リストを見た時に、「予想配当利回りが高ければ高いほど良い」と考えて、機械的に予想配当利回りが一番高い銘柄に集中投資する人もいます。それは、あまり良い投資の仕方ではありません。
配当利回りは、確定利回りでないからです。利回りの高い銘柄ほど、将来、減配になるリスクが大きいという面もあります。
上に挙げた高配当株は、「今後、比較的、安定的に配当が得られる」と私が期待する銘柄です。
ただし、個々の銘柄にはいろいろなリスクがあり、将来減配になる可能性もあります。予想配当利回りが高い銘柄に集中投資するのではなく、なるべく多くの銘柄に分散投資した方が良いと思います。
さまざまな業種に分散投資した方が良いし、景気敏感株とディフェンシブ株にも分散した方が良いと思います。