攻め・守りの意味

 本レポートでは、景気敏感業種(石油・自動車部品・総合商社・メガ銀行など)から選ぶ株を「攻めの銘柄」、景気変動の影響が比較的小さい業種(食品・医薬品・損害保険・情報通信など)から選ぶ株を「守りの銘柄」と呼びます。

 守りの銘柄は、株式市場で「ディフェンシブ株」と呼ばれることもあります。

 攻めの銘柄は値動きが荒く、景気悪化局面で大きく下げ、景気回復期に大きく上げる傾向があります。これに対し、ここで守りの銘柄と呼ぶものは、攻めの銘柄より価格変動が小さくなる傾向があります。

 ただし、株である以上、値上がり値下がりはします。あくまでも、相対的に値動きが小さいというだけです。