初めての1万円投資、これだけはやってはいけない
大きな人的資本を持つ社会人1年生は、最初の1万円で自由になんでも投資できると言いました。ただし、そうは言っても、やるべきでない投資もあります。以下に4つ挙げました。
【1】どんなリスクを負っているのか理解できない投資
「これ、いいですよ」と他人に勧められて、内容を理解しないで投資するのはNGです。どのようなものに投資するにしても、自分で内容を理解できるものにしましょう。
【2】手数料が高すぎる投資信託
長期投資を考えるならば、信託報酬(ファンドから差し引かれる管理手数料)が高すぎるファンドは避けるべきです。たとえば、年率1.8%もの信託報酬がかかるファンドは避けた方が良いと言えます。10年投資すると、合計で18%もの高い信託報酬を取られることになるからです。
【3】「毎月分配型」投資信託
これから資産形成を始めようという段階で、毎月分配型(毎月分配金が出るファンド)投資信託に投資すべきではありません。毎月支払われる分配金のほとんどが利益からの分配金ではなく、元本払戻金である場合が多いからです。
なるべく分配金が少なく、長期で複利運用ができるファンドが望ましいです。分配は、年1回か、最大で2回までとした方が良いと思います。
【4】短期的に価格が2倍以上に急騰しているもの
何にでも自由に投資して良いと思いますが、それでも短期的に価格が2倍や3倍に急騰しているものに飛びつくのはやめた方が良いと思います。