運用会社は投資信託の心臓部

 投資信託は、「運用会社(委託会社)」「販売会社」「受託会社」の各機関が役割を果たすことで成り立つ金融商品です。

 この中でも、投資信託を組成し、投資家から集めたお金をどこにどのように投資するかを考え、受託会社に指示する運用会社は、投資信託運用の心臓部として重要な役割を担っています。

 運用会社の名称は、「○○アセットマネジメント」や「○○投資顧問」などが一般的で、目論見書の表紙に「委託会社(ファンドの運用の指図を行う者)」として記載されています。投資信託の具体的な銘柄が紹介されるときは運用会社名が併記されることが多く、ファンド名に運用会社の名称を冠した商品も展開されているので、「見覚えがある」という方もいるでしょう。

 では、ここで早速クイズです。次の内容が正しいか、○か×でお答えください。

クイズ運用会社は、必ず自社だけで運用を完結させなければいけない。