海外レバレッジ型が国内レバレッジ型と異なる点は?

 海外の株価指数を参照する海外レバレッジ型であっても、基本的な仕組みは「日本株ブル」型と変わりありません。ただし、為替ヘッジの有無と、基準価額の決定タイミングという2点で違いがあります。ここからは、クイズも交えながら見ていきましょう。

為替ヘッジがある

 海外レバレッジ型は原則、為替変動リスクを低減する目的で為替ヘッジを行います。為替変動の影響がリターンに反映されてしまうと、「2倍」や「3倍」のレバレッジ効果を期待できなくなるためです。

 以前の記事、投資信託で「安く買って高く売る」はできるのか?でも解説しましたが、そもそも投資信託は、「ブラインド方式」と呼ばれるルールによって、取引の段階では基準価額が分からない仕組みになっています。とはいえ、投資先が国内の場合、適用される基準価額は申し込みをした当日中に決定するので、申し込み締切時間ギリギリまで日経平均株価の動向を見て、購入や解約の判断をすることも可能です。これは、レバレッジ型についても原則、同様です。

 では、投資先が海外の場合はどうでしょうか。以下の空欄に適切な用語を埋めてみましょう。

基準価額の決定タイミングが異なる

空欄の答え

翌朝(日本時間)