「レバレッジ型」投資信託とは?

 近年、「レバレッジ型」と呼ばれる投資信託の設定が増えています。

 レバレッジ型とは、商品先物取引などを活用することで、レバレッジ(てこの原理)を効かせ、投資資金の何倍もの投資効果を追求する投資信託のことです。基準価額の値動きが荒く、非常にリスクが高いという特徴があります。相場環境に応じた、迅速な投資判断が求められる数少ない投資信託でもあります。

 レバレッジ型といえば、これまでは「楽天日本株4.3倍ブル」など、国内の株価指数を対象とした国内型が主流でしたが、足元1~2年は、S&P500種株価指数、NASDAQ100指数、NYダウ平均株価など、海外の株価指数を対象とした「海外レバレッジ型」の設定が増えています。

国内レバレッジ型の代表格・日本株ブルの仕組み

 ここで今一度、国内レバレッジ型の代表格である、「日本株ブル」の仕組みについて確認をしておきましょう。

「日本株ブル」型は一般的に、日経平均先物を買い建てることで、日々の基準価額の値動きが国内株式市場全体(実態的には日経平均株価)の値動きの数倍程度になるよう運用が行われます。この倍率(レバレッジ)の大きさは商品によって異なり、2倍から、高いものだと4.3倍まで展開されています。レバレッジの大きい商品ほど高いリターンを期待できる半面、相場が思わぬ方向に動いたときの損失は大きくなります。