今週の指標:NYダウ平均株価
先週17日(木)に、米国の追加経済対策が与野党4人のトップ会談で今月内での合意の観測が報道されたことで、主要3指標そろって史上最高値更新となりました。しかし、翌日になると合意は先行き不透明ということで株式は反落。目まぐるしく材料に振り回されるのは高値圏で警戒感がある証拠と言えます。
高値警戒感がありながらも上昇しているのは、FRB(米連邦準備制度理事会)が12月のFOMCでゼロ金利を2023年まで維持する見通しを示した他、雇用目標を達成するために量的緩和を継続すると発表したことから。今週後半はクリスマスを控えているものの、追加経済対策が与野党合意の成立となれば、上昇につながることになりそうです。