なぜ少しの利益で売ってしまうのか?
「いいタイミングで株を買うことができたが、すでに売ってしまった」という方に、なぜ売ってしまったのかを聞いてみました。
すると、「買った株価から10%上昇すると、ここで売らないと利益が上げられないと思い、ソワソワして売ってしまう」という回答が多かったのです。
確かに、せっかく含み益が10%のってきたのに、保有を続けることにより株価が反落して利益がなくなってしまったら、悲しいことです。
でも、この行動を繰り返していると、せっかくの上昇相場で大きな利益が得られる可能性があるにもかかわらず、自らの行動によりその芽を早期に摘んでしまうことになります。
ここで必要なのが「少しの含み益が出ても売らない」という忍耐力なのです。