“過熱感”の後押しを受け、原油相場は上値を伸ばし、9月の高値44ドル超えを目指す!?

 先週、大きく上昇した原油相場ですが、目先、もうしばらく、上昇する可能性があると考えています。先週と同じ、将来の期待を今織り込む、過熱感を帯びた状態が、もうしばらく、継続すると考えているためです。

図:WTI原油先物の推移 単位:ドル/バレル

出所:マーケットスピードⅡより筆者抜粋

 特に株式市場においては、多くの投資家は、上昇する今の相場を好んでいると考えられます。目先は、欧米の新型コロナの患者数が爆発的とも言える勢いで増加し、“まだ、あきらめない”としてトランプ氏は戦う姿勢を崩していないなど、不安要素はあるものの、逆に、不安要素があるからこそ、明るい将来を織り込むムードが強まる可能性があります。

 足元、WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)原油先物相場は、1バレルあたり42ドル近辺で推移しています。下落要因を抱えているものの、株式市場などの上昇を受け、9月上旬につけていた44ドル近辺を目指す、過熱感が継続していれば、45ドルに達する可能性があると、現段階で、考えています。

[参考]具体的な原油関連の投資商品

国内ETF/ETN

WTI原油上場投資信託 (東証)1690

NF原油インデックス連動型上場(東証)1699

NEXT NOTES 日経TOCOM原油ブル2038

NEXT NOTES 日経TOCOM原油ベア2039

投資信託

UBS原油先物ファンド

外国株

エクソンモービルXOM

シェブロンCVX) 

トタルTOT

コノコフィリップスCOP

BPBP