米長期金利の低下を受け、円高が進む

 米大統領選と同時に行われた議会選で共和党が過半数を維持したことから、米国の長期金利が低下しました。民主党が強すぎると、大型の財政出動をやるため、長期金利が上昇すると考えられていました。議会で共和党が一定の力を持てば、それも抑えられるとの思惑から、長期金利が低下しました。長期金利低下が、米国株の急反発につながりました。同時に、ドル安にもつながりました。

 ドル円為替は、米金利の低下を受け、以下の通り、1ドル103円台へ円高が進みました。

ドル円為替レートの動き:2018年1月2日~2020年11月6日