6376 日機装 東証1部

PER(株価収益率)13.94倍、PBR(株価純資産倍率)0.88倍、配当利回り1.94%

 2020年8月14日発表の2020年12月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+21.0%の124.66億円、経常利益+16.8%の113.81億円の4期連続の増収・増益の見通しです。

 2018年10月3日の1,557円を高値に、12月25日の785円まで急落し、ここから上値を緩やかに下げる三角保ち合い(A)を形成しました。この中で、(1)2019年5月21日の1,508円、(2)6月11日の1,508円をダブル天井にして、6月18日の1,345円を安値とする三角保ち合い(a)を形成し、下放れとなって8月29日の1,056円、10月4日の1,051円と二点底となりました。ここからの上昇でチャート(柴田罫線)では、1,398~1,448円のボックス相場(b)となり、このもみ合いの中でザラ場では12月20日の1,473円、2020年1月30日の1,479円と二点天井をつけ、その後、コロナ相場に巻き込まれて3月17日に666円まで暴落。その後、天井圏でもみ合って二点天井を作ったり、三角保ち合い、ボックス相場と組み合わされると大幅下落となる傾向があることを示しています。

 3月17日に666円の底打ちから4月3日の740円を二点底とする上昇で6月2日の1,140円まで上昇。ここからの下げで7月31日の868円まで下げ、短期の上昇トレンド(C)となって9月14日の1,141円まで上昇して、6月2日の1,140円に対するダブル天井をつけて三角保ち合い(D)となり、10月12日に1,060円で売り転換となりわずかに下放れとなっています。