8935 エフ・ジェー・ネクスト 東証1部

PER(株価収益率)5.89倍、PBR(株価純資産倍率)0.62倍、配当利回り4.61%

 2020年7月31日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲28.0%の75.00億円、経常利益▲27.3%の75.00億円の減収・減益の見通しです。

 400~600円の安値圏のレンジの中で、2014年10月17日の425円を安値に2015年7月2日の653円まで上昇して三角保ち合いの型となりました。その後、2016年6月16日の463円を安値に急角度の短期の上昇トレンド(A)となり、2017年3月27日の1,076円まで上昇して反落し、6月7日の791円の安値。ここから上値を切り上げる末広がりの直角三角形(B)となりました。

 この中で2018年12月25日の795円を安値に短期の上昇トレンド(C)となって、2020年1月29日の1,255円まで上放れしました。しかし、コロナ相場に巻き込まれて急落となって、3月17日の719円まで下落して当面の底打ちとなりました。

 ここからの反発で6月9日の940円の戻り高値をつけて反落となり、8月4日の765円まで下げて二番底をつけて反発に転じ、10月12日に956円まで上昇して、6月9日の940円の戻り高値を更新しています。

1443 技研ホールディングス 東証2部

PER(株価収益率)6.4倍、PBR(株価純資産倍率)0.6倍、配当利回り0.3%

 2020年8月14日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲8.6%の10.80億円、経常利益▲10.4%の10.80億円の減収・減益の見通しです。

 2018年12月25日の147円を安値とする上昇トレンド(A)から、2019年8月6日の200円を安値に角度の大きい上昇トレンド(B)へ移行しました。

 この上昇トレンド(B)の中で、12月6日の494円の高値をつけて、12月18日の373円まで下げた後、もみ合いました。その後、コロナ相場に巻き込まれて2020年2月14日の424円の戻り高値から急落相場となって、3月13日の221円で底打ちとなりました。

 この水準でもみ合った後、反発に転じ、下降トレンド(C)を上に抜けて5月21日に389円まで上昇。ここからの反落で7月2日に263円、8月28日の264円とダブル底の型となって反発して、10月2日の377円まで上昇した後押し目形成となっています。

7831 ウイルコホールディングス 東証2部

PER(株価収益率)-倍、PBR(株価純資産倍率)0.72倍、配当利回り1.23%

 2020年9月28日発表の2020年10月期本決算予想は、営業利益、経常利益ともに発表はありません。

 2017年8月7日の267円の高値からの下降トレンド(A)の中で、2018年12月25日の93円で底打ちしました。ここからの反発で下降トレンド(A)を上に抜けて、2019年1月30日の197円まで上昇しました。ここを高値にして5月14日の123円まで下げて三角保ち合い(B)となり、この中の煮詰まったところで、10月3日の140円を安値にいったん三角保ち合いを上放れしました。12月16日の176円まで上昇するものの大幅下落となり、その後、コロナ相場に巻き込まれて大幅下落し、2020年3月13日に101円まで下げて2018年12月25日の93円に対する二番底となって上昇トレンド(C)へ転換しています。

 この中で6月11日の206円まで上昇して、7月2日の138円まで押し目を入れ再上昇し、8月27日の207円まで上げ、6月11日の206円に対するダブル天井に近い型となって再び押し目を作っています。ダブル天井が確定するのは7月2日の安値138円を終値で切った場合のため、現時点では押し目を待って150円水準の待ち伏せとなります。

6376 日機装 東証1部

PER(株価収益率)13.94倍、PBR(株価純資産倍率)0.88倍、配当利回り1.94%

 2020年8月14日発表の2020年12月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+21.0%の124.66億円、経常利益+16.8%の113.81億円の4期連続の増収・増益の見通しです。

 2018年10月3日の1,557円を高値に、12月25日の785円まで急落し、ここから上値を緩やかに下げる三角保ち合い(A)を形成しました。この中で、(1)2019年5月21日の1,508円、(2)6月11日の1,508円をダブル天井にして、6月18日の1,345円を安値とする三角保ち合い(a)を形成し、下放れとなって8月29日の1,056円、10月4日の1,051円と二点底となりました。ここからの上昇でチャート(柴田罫線)では、1,398~1,448円のボックス相場(b)となり、このもみ合いの中でザラ場では12月20日の1,473円、2020年1月30日の1,479円と二点天井をつけ、その後、コロナ相場に巻き込まれて3月17日に666円まで暴落。その後、天井圏でもみ合って二点天井を作ったり、三角保ち合い、ボックス相場と組み合わされると大幅下落となる傾向があることを示しています。

 3月17日に666円の底打ちから4月3日の740円を二点底とする上昇で6月2日の1,140円まで上昇。ここからの下げで7月31日の868円まで下げ、短期の上昇トレンド(C)となって9月14日の1,141円まで上昇して、6月2日の1,140円に対するダブル天井をつけて三角保ち合い(D)となり、10月12日に1,060円で売り転換となりわずかに下放れとなっています。

 

9613 エヌ・ティ・ティ・データ 東証1部

PER(株価収益率)25.55倍、PBR(株価純資産倍率)1.93倍、配当利回り1.39%

 2020年8月7日発表の2021年3月期本決算予想は、営業利益▲8.4%の1,200.00億円、経常利益▲5.1%の1,140.00億円の減収・減益の見通しです。

 2016年6月24日の915円(分割前4,575円)を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2018年10月2日の1,607円の高値をつけ、ここをピークに反落となって12月25日の1,144円まで下落。2019年3月25日の1,171円を二点底にして、角度の大きい上昇トレンド(B)へ移行しました。この中で2020年1月21日の1,588円を戻り天井にして、コロナ相場に巻き込まれ、2月の急落にツレ安して3月19日の858円まで下げて底打ちとなりました。ここから3月25日の1,093円まで自律反発した後、4月3日の939円まで押し目を入れ、6月8日の1,342円まで上昇しました。ここでいったんの調整となり、7月8日の1,155円、9月4日の1,170円を二点底にして9月29日に1,452円まで上昇し、押し目を形成しているところです。