2020年8月米国株式買付者数ランキング上位分析
テスラ(TSLA)
8月に1対5の株式分割を発表したテスラ。業績面でも4四半期連続の黒字を達成するなど注目されてきましたが、株価水準に対して手が届きやすくなったことで、同社では9月に入っても積極的に買う動きが見られます。今後は、S&P500指数採用への期待や、ピックアップトラック型の「サイバートラック」の生産が話題になりそうです。また、クリーンエネルギー政策を進めるジョー・バイデン氏が11月の大統領選で勝利した場合も、同社にとって追い風になりそうです。一方、直近では大株主が保有を減らすという動きもありましたので、短期間で急騰した反動や、株価が調整される可能性も低くはないとみられます。
フェイスブック(FB)
フェイスブックは、フェイスブックで利用できるオンラインショッピングサービス「Facebook Shops」の本格導入を始めました。「コロナ・ショックの影響などを鑑み、今年はこのサービスによる売上フィーを徴収しない」としており、今年中に多くの販売業者が加入する可能性があります。また、インスタグラムでもオンラインショッピング上での決済機能の本格導入を図るなど、オンラインショッピングの本格的なプラットフォームになる道を進み始めました。