1443 技研ホールディングス 東証2部
PER(株価収益率)5.83倍、PBR(株価純資産倍率)0.57倍、配当利回り0.35%
2020年5月22日発表の2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益▲8.6%の10.80億円、経常利益▲10.4%の10.80億円の減収・減益の見通しです。また、豪雨被害の対応として、同社は土木建築関連分野を展開しており、消波根固ブロックの製造・販売や地滑り対策工事で高い実績を持っていることから注目が集まっています。
2018年8月29日の307円を高値とし、12月25日の147円を安値とする三角保ち合い(A)の煮詰まってきたところで、2019年8月6日の200円を安値に上放れとなって上昇トレンド(B)へ移行しました。
この中で12月6日の494円の高値をつけて当面のピークとなり、下降トレンド(C)へ転換し、この中で新型コロナウイルス問題によって急落。2020年3月13日の221円、4月6日の228円を二点底にして反発し、下降トレンド(C)を上に抜けて5月21日に389円まで上昇。その後、7月2日の263円まで反落したところで、熊本県の豪雨被害により国土強じん化銘柄として人気化して、物色が向いてきています。