バーゲンセール割安株は? 

オーエムツーネットワーク (JASDAQ・7614)

「食肉小売りが主力で焼肉店や惣菜店なども展開する食品会社です。業績はきわめて安定的に推移していて、コロナの影響がさほどあるとは思えませんが、PBR0.6倍の水準で株価は低迷しています。しかし、無借金経営で、時価総額をはるかに上回る68億円もの現預金があり、財務面はピカイチ。営業利益も安定しており、積極的な株主還元や投資ファンドによる買収攻勢などにも期待できそうです」(佐藤氏)

ミクニ (東証1部・7247)

「二輪、四輪の燃料噴射装置が主力の自動車部品メーカーで、軽自動車のスズキとともにインドに進出。インドでの売上が収益に大きく貢献しているインド関連銘柄として知られています。コロナによるインド全土のロックダウンが嫌気されて株価はPBR0.2倍の安値水準まで急落。コロナ・ショックが終息してインドでの自動車生産が再開すれば、売られ過ぎた株価も持ち直すはずです」(佐藤氏)

※本記事は2020年5月15日現在の株価情報などによるものです。

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