高配当株投資は、節税口座で
コロナ危機からの回復の道筋が見えない中、米中対立が再び激化する懸念もくすぶっています。投資デビューしようと思って証券口座を開いたものの、不安材料が多くてなかなか投資を始められない方もいると思います。
私は、日本株は配当利回りや買収価値から見て「割安」と判断しています。短期的な下値リスクは払拭できませんが、不安材料が多いからこそ株価が安くなっていると言えます。不安材料がなくなって株価が高くなったところで買うより、不安材料がある間に割安な株価で投資を始めた方が、長期的な資産形成には良いと思います。
大型株で4%以上の利回りが出る「高配当株」から投資したら良いと思います。高配当株への長期投資には、売買益や配当金が非課税になるNISA(ニーサ)口座を使うと良いと思います。つみたてNISAでも非課税投資ができますが、つみたてNISAでは投資信託にしか投資できません。個別株を買うには、NISAを選ぶ必要があります。