4406 新日本理化 東証1部

PER(株価収益率)-倍、PBR(株価純資産倍率)0.46倍、配当利回り-%

 2020年5月14日発表の2020年3月期本決算は、前年同期比で営業利益▲28.9%の4.28億円、経常利益▲11.1%の7.07億円の減収・減益となりました。同社は、医薬中間体の高級アルコールを手掛けており、新型コロナウイルス対策関連の思惑があります。医薬中間体はワクチンや治療薬になる材料であり、高級アルコールは消毒など感染防止になる材料です。

 2016年2月15日の115円、6月24日の120円を二点底とする上昇トレンド(A)の中で、2017年8月17日の334円、9月21日の345円、2018年1月29日の319円と三尊天井を形成し、下降トレンド(B)へ転換しました。

 この下降トレンド(B)の中で2018年12月25日の116円まで下げて反発。2019年2月27日の227円、11月14日の229円とダブル天井となって、その後、新型コロナウイルス問題で急落し、2020年3月13日に119円まで下げました。ここから4月16日の207円まで反発し、押し目を形成中となっています。大きくは120~218円のボックス相場です。