アナリスト評価◎の割安高配当株TOP15

コード 銘柄名 市場 株価 配当
利回り
時価
総額
コンセンサス
レーティング
株価移動平均線
からの
乖離率
2914 日本たばこ産業 東1 2,014.5 7.64 40,290 3.5 -2.65
9810 日鉄物産 東1 3,415 6.73 1,103 4.0 -10.81
7270 SUBARU 東1 2,175 6.62 16,729 3.5 -5.79
8316 三井住友FG 東1 2,844 6.56 39,053 3.8 -7.64
5019 出光興産 東1 2,470 6.48 7,357 4.1 -3.97
7272 ヤマハ発動機 東1 1,403 6.41 4,912 3.7 -6.82
8591 オリックス 東1 1,289 5.94 17,074 3.8 -13.16
9434 ソフトバンク 東1 1,464 5.89 70,083 3.8 1.75
8306 三菱UFJ FG 東1 434.3 5.79 58,986 3.8 -6.55
5020 JXTG HLDG 東1 382.7 5.78 12,362 4.1 -3.99
8058 三菱商事 東1 2,300 5.70 36,571 3.8 -6.58
4005 住友化学 東1 334 5.64 5,529 3.5 -5.63
4004 昭和電工 東1 2,375 5.58 3,555 3.6 2.18
8354 ふくおかFG 東1 1,550 5.48 2,962 3.6 -0.90
5703 日本軽金属HLDG 東1 172 5.38 1,066 3.6 -2.57
※データは2020年4月30日時点。
※配当利回りは予想、単位は%。時価総額の単位は億円。移動平均線乖離率の単位は%、基準は13週移動平均線。

※コンセンサスレーティング…アナリストによる5段階投資判断(5:強気、4:やや強気、3:中立、2:やや弱気、1:弱気)の平均スコア。数字が大きいほどアナリストの評価が高い。

※移動平均線乖離率…株価が移動平均線(一定期間の終値の平均値を結んだグラフ)からどれだけ離れているかを表した指標。この数値がマイナスならば、移動平均線よりも現在の株価が安いということになる。

 上表は、長期投資に適した銘柄の高配当利回りランキングと位置付けられます。

 高配当利回り銘柄において、一定の規模(時価総額1,000億円以上)、ファンダメンタルズ(コンセンサスレーティング3.5以上)、テクニカル(13週移動平均線からの乖離率30%以下)などを楽天証券の「スーパースクリーナー」を使ってスクリーニングしたものとなっています。

 ランキング上位銘柄は、前月から大きな変化が見られていません。

 通常であれば、本決算の発表が一巡する来月には、企業の増配や減配によって、利回りランキングにも大きな変化がみられるでしょうが、今年に関しては業績・配当予想を非開示とする銘柄も多いとみられるため、アナリストの配当予想もほぼ前期の実績を踏襲するものになりそうです。

 今後、前期比での減配を発表する銘柄は増加すると考えられ、ランキングの変動は来月すぐにではなく、段階的に表面化することになるでしょう。

 現在の特殊な環境下、短期的には配当利回りの水準も懐疑的な状況となることが予想されます。中でも、これからコンセンサスレーティングが低下する銘柄などは、減配の可能性が高いと捉えたいところです。