あなたの20年後に、「2020年の決断」が実を結びますように!

 投資の決断にはきっかけが必要です。スマホから証券口座開設の申し込みをしたり、iDeCoの申し込み手続きをしたり(特に会社員にとって会社のハンコをもらう面倒とストレスといったら!)、つみたてNISAをスタートするためにマイナンバーの番号を書くといったことには、あなたの背中を押す何かが必要です。

 もし、あなたが「2020年の決断」をできたなら、それはきっと未来を大きく変える、一歩を踏み出したということです。少なくとも「毎月一定額を未来のために積み立て続ける」という一歩になったのです。元本ベースだけでも、大きな進展です。

 仮に月2.3万円のiDeCoを積み立てられるとすれば、20年で552万円の資産を積むことになります。つみたてNISAに年40万円を20年積み立てられれば800万円の資産が積まれます。

 そして、それぞれ同じ20年に年2.5%の利回りがあれば、iDeCoに715万円、つみたてNISAに1,037万円の残高が育ち、年4.0%の利回りならiDeCoに844万円、つみたてNISAには1,226万円の口座残高を、20年後に確認することになるでしょう。

 あなたがもし、20年後に経済的安心を手に入れるとしたら、それは会社や国が勝手にプレゼントしてくれるわけではありません。あなた自身の行動によるのです。

 ぜひ、「2020年の決断」が未来のあなたを豊かにしてくれるよう、行動をしてください。20年後のあなたは、今年のあなたを振り返って、きっと感謝するはずです。