これから、どうなってしまうのか?

 社会保障の給付費の抑制も限定的にしかできず、財源も確保できず、という状況では、一体どうなってしまうのでしょうか?

 おそらく最後は、消費増税による財源確保と、年金カットあるいは年金の支給開始年齢の引き上げなどによる給付費の削減に進むことになると思います。(消費税による財源確保は既に計画済み)

 国民の大きな反発が確実視されることですから、政治的に実現するのは、極めて難しいのですが、それでも社会保障制度の崩壊をできる限り食い止めるために、最後は実施に追い込まれると思います。

 当然、そういった事態は、私達の生活には大きな打撃となります。消費増税による支出増は、家計に大きく響きますし、年金の支給が実質的に減るということですから、収入が減ります。生活水準の低下は避けられません。

 もはや国からの支援は縮小が避けられず、自助努力の社会に変わっていくことは確実であり、実は国も国民に対し、自分の力で生き抜いて下さいというメッセージをすでに発しています。

 次回は、その国からのメッセージについて書きたいと思います。