本日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは111.28円
↓下値メドは109.55円
今朝の天気マークは「晴れ」
※天気の判定基準は記事末尾にあります
押し目買いはまだ早い?
26日(水曜)のドル/円は、この日も株式市場の動きに追随して上下しました。欧州株式市場が大幅下落で始まった(「リスクオフ」になった)ことでドル/円は110.13円まで下落、これが当日安値でした。NY時間になるとダウ平均株価が一時460ドル上げた(「リスクオン」になった)ことに連れて110.70円まで上昇。しかしその後は、ドイツ保健相やFDA(米食品医薬品局)が、新型コロナウイルスの感染拡大に備えるよう警告を出したことをきっかけにNY株価が下げに転じ、ドル/円も110円前半に失速しました。ダウ平均株価は前日比▲123.77ドル、5日続落して終了。ドル/円の終値は110.41円。
中国の新型コロナウイルス感染は、今後2週間が決定的に重要。中国では、春節後しばらく閉鎖されていた工場が急ピッチで操業を再開しています。労働者の多くが職場復帰して「濃厚接触」の機会も劇的に増加するわけです。しかし、その状況において感染者数が今のペース以上に増えないことが確認できたなら、新型コロナウイルス感染が鎮静化に向かっていることを宣言できます。工場の平常操業が世界的供給不安の解消期待につながり、マーケットはリスクオンに動く可能性が高いです。
日本政府の「1・2週間が瀬戸際」見解は、強い根拠があるというより、いわば様子見したいだけではないでしょうか。瀬戸際を歩いて悪い方に落っこちたら困る。
毎ヨミ!FXトップニュース
26日のドル/円のNY市場終値は110.41円
25日の終値に比べ0.23円のドル高/円安だったので、今朝の天気マークは「晴れ」です。
今日の格言:
トレードは、あきらめなかったからといって成功するものではない。しかし、正しい行ない方を実践すれば、大負けすることはない。大切なことは、うまくいかないときも自暴自棄にならないこと。
各国・各通貨トピックス
新型肺炎:
日本政府、今後2週間のイベント中止要請
中国の中小企業の85%が3カ月以内に倒産のリスク
感染拡大、米国も時間の問題 - 米疾病対策センターが認識示す
日本の百貨店の免税品、2月は7割減
中国国内の刑務所で500人超感染
ドル:
次回FOMC(米連邦公開市場委員会)での利下げ確率、70%超える
トランプ大統領の支持率上昇 過去最高の47%
ボスティック・アトランタ連銀総裁「新型肺炎の影響は一時的」
円:
テスラとパナソニック、太陽電池の共同生産解消へ
ユーロ:
フランス、新型肺炎でGDP(国内総生産)見通しを引き下げ。観光産業がダメージ
ECB(欧州中央銀行)「金融政策は非常に緩和的」
ポンド:
労働党はこのままでは「党として終わり」路線の大幅変更が緊急課題
ジョンソン首相、12月31日のEU(欧州連合)離脱を法制化へ。強硬ブレグジット姿勢鮮明
その他:
ミッション・インポッシブル新作、イタリアロケ中止。新型肺炎で
トランプ大統領、パラサイトのアカデミー賞受賞をけなす