最後に 2020年に向けて

吉井 それでは、最後に2020年のコミットメントをお願いします。

奥野 投資家の皆さんの多くは、投資とは「株を売り買いする」ことであると考えていて、「オーナーシップを持つ」という考え方をお持ちではないかもしれません。でも、大事なことは、会社を見極めてオーナーになり、その会社に働いてもらうこと。このメッセージを今後も発信し続けたいと思っています。

酒井 皆さまに愛されるファンドになることを目指し、リターンと安心感を提供することで、投資家のポートフォリオに欠かせないパーツであり続けたいですね。

木村 2019年もそうでしたが、2020年も2021年も、相場に左右されない運用を続けます。簡単そうですが、相場が悪くなれば私自身、精神面にも体調面でもつらくなることがあります。だからこそ私は、相場に左右されないと、言い続けていきます。

吉井 アクティブファンドの魅力、ファンドマネジャーの皆さんの考え方の違いなどが良く理解できました。木村さん、酒井さん、奥野さん、ありがとうございました。

右から、司会の吉井(楽天証券)、酒井(アセットマネジメントOne)、木村(三井住友DSアセット)、奥野(農林中金バリューインベスト)

★編集後記★
アクティブファンドのファンドマネジャーたちが、銘柄に吟味を繰り返しファンドを作っていることを感じました。「ほったらかしがいい」でも「この銘柄本当にいいの?」と不安なわたしにぴったりです。インデックスファンドのように、相場に明らかに振り回されることもなく、選び抜いた銘柄で構成されたアクティブファンド。
みなさんも一度調べてみてはいかがでしょうか。

セミナー中のひとコマ

投資信託を保有している人は、ほとんどでした!

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