本日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは110.23円
↓下値メドは109.51円
今朝の天気マークは「くもり」
※天気の判定基準は記事末尾にあります
トルコリラ、
リスク取る価値あり?なし?
トルコリラ/円が不穏な雰囲気。シリア内戦において、反政府軍を支援するトルコ軍とシリアのアサド政権の軍が軍事衝突に発展するリスクが高まっているからです。
シリア軍の砲撃によってトルコ軍兵士に死傷者が多数でている模様。トルコのエルドアン大統領は、アサド軍が今月末までにシリアのイドリブ県から退却しなければ、武力によって同地域から強制的に排除すると述べています。
問題はシリアだけにとどまらず、ロシアや米国、またクルド人との関係が複雑に絡み合い、簡単に解決する状況ではありません。いずれにしても、大規模な軍事行動に発展すれば、地政学リスクを理由としたトルコリラ売りに火がつくことになるかもしれません。
トルコ中央銀行は、リラ急落に備えて翌日物金利を大幅に引き上げ、投機的な売りポジションを排除しようとしています。しかし、これはあくまでも応急措置にすぎず、いつまで続けられるのかわかりません。トルコ中銀は、度重なるリラ防衛によって準備金が枯渇状態に近いともいわれています。トルコリラを買い支えられないとわかれば、投機マネーが一気にリラ売りを仕掛けてくることもあるでしょう。
明日はトルコ中銀が政策金利を発表。現行の11.25%を10.75%に利下げするというのが、市場予想です。すでにトルコの実質金利はマイナス金利まで低くなっているのですが、エルドアン大統領は一ケタ台にするまで下げる気満々。大幅な利下げは、トルコの投資魅力が薄れることでもあり、リラ安を引き起こしやすくします。
トルコリラ/円の最新位置情報については「今日の注目通貨」で。また、「2020年トルコリラ、いつ買う?どこで買う?」もぜひご覧ください。
毎ヨミ!FXトップニュース
17日のドル/円のNY市場終値は109.89円
14日の終値に比べ0.10円のドル高/円安だったので、今朝の天気マークは「くもり」です。
今日の格言:
感情をそのままマーケットに持ち込んでしまうと必ず負ける。
今日は何の日(2月18日):
田沼意次が江戸幕府老中に就任(1772年 - 安永7年1月15日)
冥王星発見(1930年)
レーガン米大統領が経済再建計画「レーガノミックス」を発表(1981年)
各国・各通貨トピックス
新型肺炎:
タイの観光収入が激減。今年の経済成長が2%を下回る可能性
EU(欧州連合)「新型肺炎は最も懸念すべきダウンサイドリスク」
テドロスWHO(世界保健機構)事務局長、新型肺炎対応で約740億円の資金支援を要求
新型肺炎の潜伏期間は最長で24日間
ドル:
パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長「性急な利下げの必要性感じない」
貿易戦争によって世界経済が1%縮小。今年はさらに深刻な影響
NY原油先物:
原油価格、1月の高値から18%近く下落
OPEC( 石油輸出国機構)の減産見送りが原油価格の下押し要因に
円:
内閣支持率、8ポイントの大幅急落で41%
ポンド:
ジャビド財務相の辞任で、ジョンソン首相は積極的な財政拡大へ
メルケル独首相「EUにとって英国は潜在的競争相手国」中国と同じ脅威
南アランド:
エスコム再建、民営化巡りCEOと政府が対立
電力公社エスコムの停電に怒る南ア鉱山企業、自前で発電所を建設
その他:
暴風雨「デニス」がイギリスを直撃、広範囲の洪水など懸念され軍出動
自称「超能力者」のユリ・ゲラー、募集中の英首相官邸ポストに応募していた