本日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは110.60円
↓下値メドは109.21円
今朝の天気マークは「雨」
※天気の判定基準は記事末尾にあります
バイオハザードで円高
21日(火曜日)のドル/円は円高に動きました。東京時間に高値110.22円をつけたあと3営業日ぶりに110円台を割り、NY時間には一時109.76円まで下げました。終値は109.86円。
ドル/円を売る理由にされたのは、中国発の新型肺炎の拡散。この状況をマーケットはリスクオフと考えて、安全資産である円が買われました。
新型コロナウイルスによる肺炎は、中国で死者を出したのにとどまらず、台湾、そして米国でも患者が確認されるなど、急速にパンデミック(世界的な感染の流行)が広がっています。中国で24日から始まる春節は、延べ30億人にのぼる「民族大移動」。日本を含め世界的な被害が心配されています。
今週のドル/円のピボットは109.98円。この水準を下回ってきたので、円安からやや円高方向へと目線をシフトします。とはいえ、マーケットがパニックになっているわけではなく、まだ110円に戻すチャンスも残っているでしょう。1月の高値と安値の50%(平均値)は108.87円。ここまで下がってくると円高が加速しそうです。
毎ヨミ!FXトップニュース
21日のドル/円のNY市場終値は109.86円
20日の終値に比べ0.31円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは「雨」です。
今日の格言:
どんな計画にも理論がなければならない。理論と思想に基づかないプランや作戦は、ヒステリー声と同じく、多少の空気の振動以外には、具体的な効果を与えることはできない
今日は何の日(22日):
NASAが「アポロ5号」を打ち上げ(1968年)
ボーイング747「ジャンボジェット」がニューヨーク-ロンドン間で初就航(1970年)
各国・各通貨トピックス
ドル:
IMF(国際通貨基金)「2020年の世界経済成長見通しを3.4%から3.3%へ引き下げ」
ブルームバーグ氏の選挙スタッフが2カ月たたずに800人以上に。バイデン氏は400人
トランプ大統領の政策が経済を強くした「51%」。 米世論調査
ユーロ:
今月のイタリア地方選挙、サルビーニ氏の「同盟」が支持拡大、勝利の予想
オランダが「オランダは正式な国名ではない」と宣言。正式名称は「ネーデルランド」
中国人民元:
新型コロナウイルス、現在のところワクチンなし。対症療法しか対応できず
新型ウイルス感染拡大リスク高まる。春節では延べ30億人が移動
ムーディーズ、香港の格付けを「AA2」から「AA3」に引き下げ
豪ドル:
豪森林火災、テニス全豪オープンに影響。途中棄権の選手も
豪森林火災の影響で野菜の値段が5割高に
その他:
豪固有の哺乳類カモノハシが「絶滅危機」 干ばつや生息地破壊で
「ハード・メグジット」ヘンリー英王子夫妻が称号を返上、公務引退へ
カナダ東部で記録的な大雪、非常事態宣言続く