本日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは110.24円
↓下値メドは109.57円
今朝の天気マークは「くもり」
※天気の判定基準は記事末尾にあります
米中貿易交渉合意、もはや興味なし
米中両国は15日(水曜)、ついに貿易交渉第一段階の署名に至りました。中国が米農産物を大量購入する条件と引き換えに、米国は対中関税を引き下げることに合意。
しかし、マーケットの反応はほぼゼロでした。制裁関税は撤廃されたわけではなく、しかもトランプ大統領は気が向けばいつでも「復活」できるわけです。中国そして世界にとってそれほど益のある話ではありません。
トランプ大統領は、貿易協議が第2段階合意に達した段階ですべての関税を解除すると述べていますが、そんな日が本当にくるとは誰も期待していないでしょう。少なくとも2020年には実現しないことは確定しています。
この日のドル/円の高値は、東京時間朝7時につけた110.01円。残りの時間はほぼ109円台後半での取引。110円台の重さを改めて確認しましたが、安値も109.79円までと、底固さを保っています。
ドル/円はレンジを抜け出せない状況が続くだけに、クロス円に期待したいと思います。今年のユーロ/円はどうでしょうか。2020年のユーロ/円の位置情報は「今日の注目通貨」をご覧ください。
毎ヨミ!FXトップニュース
15日のドル/円のNY市場終値は109.91円
14日の終値に比べ0.09円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは「くもり」です。
今日の格言:
投資は自分の人生の目的をかなえる手段であって、目的そのものではない
今日は何の日(1月16日):
日米新安保条約の調印巡り羽田空港で全学連と警官隊が衝突(1960年)
イラン革命によりパーレビ国王が亡命(1979年)
各国・各通貨トピックス
ドル:
米中貿易交渉、第一段階合意
中国は米国産の農産品など今後2年間で2,000億ドル以上購入
米国は1,200億ドル分の輸入品に対して15%の関税を半分に引き下げ
トランプ大統領「すべての関税は第2段階の合意をまとめた時点で引き下げ」
トルコリラ:
CBRT(トルコ中央銀行)、本日の会合で政策金利50bp利下げへ
ロシアルーブル:
ロシア内閣が総辞職
ポンド:
カーニーBOE(イングランド銀行)総裁、英経済の見通しに弱気。BOEは今月の利下げを検討か
中国人民元:
5Gで欧米は中国に大きな遅れ
スイスフラン:
スイス国立銀行「為替介入は金融政策の一環。スイスに利益をもたらせるためではない」
スイス、EU(欧州連合)域内でのスイス株取引を禁止
その他:
豪シドニーの大気汚染、「危険」レベルの11倍 郊外の山火事で
南米ペルーで「平手打ち選手権」 強烈な一撃に気絶する人も
ブラジル大統領、グレタさんを「ガキ」呼ばわり