本日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは110.65円
↓下値メドは107.71円
今朝の天気マークは「晴れ」
※天気の判定基準は記事末尾にあります
でも、売りも待ってるだろうね
12日(木曜日)のNY市場でドル/円は急上昇しました。
トランプ大統領が米中貿易協議の第一段階合意を承認したこと、そして15日発動予定の対中制裁関税の見送りがほぼ確実になったことが理由。東京時間に108.45円まで下げたドル/円は109.44円まで反発、さらに13日(金曜日)の東京時間朝には、109.50円を超えるまでドル高・円安が進んでいます。
ECB(欧州中央銀行)は12日、2019年最後であり、またラガルド氏にとって最初となる理事会を開きました。欧州見通しについて、ラガルドECB総裁は「安定化の兆しがみられる」と発言。マーケットは驚きました。なぜかというと、新ECB総裁はドラギ前総裁と同じかそれ以上に「弱気」姿勢だと考えていて、緩和政策を一段と進める方針にちがいないと予想していたからです。サプライズでユーロ/ドルは」1.11ドル台に上昇、またユーロ/円は、円安効果もあって7月1日の高値圏である122円台に入っています。
これで英総選挙において保守党の勝利が確定するならば(開票速報では、すでに保守党大勝利の見込み)、今年1年マーケットを悩ませてきた、貿易摩擦やブレグジットという問題がここにきて一気に解決に向かうことになります。とはいえ(ラガルドECB総裁の発言を別にすると)すでに織り込み済の内容ばかりであることも事実です。
ドル/円の位置情報については、「今日の注目通貨」をご覧ください。
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12日のドル/円のNY市場終値は109.30円
11日の終値に比べ0.74円のドル高/円安だったので、今朝の天気マークは「晴れ」です。
今日の格言:
金を得る手段が金の本質を変えるとは思わない – ゴルゴ13
各国・各通貨トピックス
ドル:
トランプ大統領、来年5月に訪露を検討
アメリカ人の3分の2が「株式市場、気にしていない」
トランプ政権幹部が一時集団辞職を検討か
ローゼングレン・ボストン連銀総裁「FRB(米連邦準備制度理事会)がマイナス金利を導入する確率は低い」
ユーロ:
ECB、政策金利を0.0%に据え置き。市場予想通り
SNB(スイス国立銀行)、政策金利の中心値▲0.75%を据え置き。市場予想通り
中国人民元:
米中貿易協議、合意あっても根本的問題の解決には至らないとの見方
トルコリラ:
トルコ中銀は政策金利を12.00%に引き下げ。市場予想は12.50%に引き下げ。
カナダドル:
カナダ銀行副総裁「米国に合わせて利下げする必要ない」
カナダ銀行副総裁「カナダ経済の減速は一時的」
その他:
タイム誌「今年の人」にグレタ・トゥンベリさん
ブラジル大統領「ディカプリオはアマゾンの森林火災に加担した」
「ターミネーター」最新作、世界中でコケる