本日のレンジ予測

[本日のドル/円]

上値メドは109.37

下値メドは107.84

今朝の天気マークは「くもり」

※天気の判定基準は記事末尾にあります

雇用統計強いからドル/円は動かないのか、強くて37動かないのか。

 BLS(米労働省労働統計局)が12月6日に発表した11月の米雇用統計では、NFP(非農業部門雇用者数)が+26.6万人に大幅増加(前回15.6%)しました。失業率はさらに下がって3.5%へ(前回3.6%)。平均時給は前月比+0.2%、前年比+3.1%(前回+0.4%、+3.2%)でした。

 雇用統計の強い結果を受けて直後のマーケットはドル買いで反応。ドル/円は108.92円まで50ポイント跳ね上がったのですが、109円には手が届かないまま引けにかけて反落。NY市場の終値は108.57円で、5日(木曜)の安値(108.75円)も下回って終了しました。週間でも終値比で90ポイントの円高。

 ドル安のマーケットなのかというと、ドルは対ユーロでは上昇しているわけで、一概にそうだはいえません。いずれにしても、ドル/円が2019年のうちに110円台にもう一度乗せるためには、よほど強烈な材料が必要です。

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6日のドル/円のNY市場終値は108.57円

 5日の終値に比べ0.18円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは「くもり」です。

今日の格言:

あなたにゴシップを伝える人は、あなたについてのゴシップを流す - スペインのことわざ

各国・各通貨トピックス

ドル:
    トランプ米大統領「偉大な経済の時代が米国に到来した」米雇用統計の結果受け
    クドロー米国家経済会議(NEC)委員長「米国と中国の貿易合意は近い」
    米下院、トランプ大統領の弾劾訴追状を作成へ
    北朝鮮「米国にクリスマスプレゼントを用意している」

NY株式市場:
    先週のダウ平均は▲0.13%、S&Pは+0.16%、ナスダックは▲0.1%

NY金先物:
    ポーランド、ハンガリーなど東欧諸国がセーフヘブン資産として金を積極的に購入

NY原油先物:
    OPEC(石油輸出国機構)50万バレルの減産拡大」で合意
    次回OPEC会合は3月5、6日
    サウジアラビア、他国OPEC諸国の肩代わり減産はしない方針

カナダドル:
    カナダドル売られる、カナダの雇用統計が大幅悪化。
    11月カナダ失業率5.9%、予想5.5%
    11月新規雇用者数変化 ▲7.12万人、予想+1.00万人

ポンド:
    英総選挙、ジョンソン保守党が優勢、残留派以外の支持を一手に集める
    労働党の選挙公約「2回目国民投票「鉄道国有化」「富裕層課税」「石油企業に環境税」
    英総選挙、保守党勝利と安心するのはまだ早い? 労働党が支持伸ばす

その他:
    性別720種類、脳がないのに学習。パリ動物園で特異な生命体を公開
    世界の富裕層の上位10%、中国人は1億人で最多
    シカゴ警察が今年押収した銃は1万丁以上。47分に1丁没収した計算

主要指標終値

出所:楽天証券が作成