投資信託の売り時を判断するのは難しいです。

 投資信託の売却後に株価が上昇してしまい、
「売らずにもっと保有を続けていれば良かった…」
投資信託を売ろうかどうか悩んでいる間に株価が下落してしまい、
「もっと早く売っておけば良かった…」

 ということを多くの方が経験しています。

 そこで、今回は投資信託を売るタイミングについて紹介します。
 売り時を失敗しないポイントについても紹介しますので、ぜひ最後まで読んでいただき投資信託の売却の参考にしてください。

投資信託の売り時はどういうときがいい?

 ここでは投資信託の売り時について紹介します。
 代表的な売り時は4つです。

お金が必要になった時

 これは分かりやすいですね。
 車を買う、引っ越しするなどでお金が必要になった時です。
 貯金が足りないのであれば、投資信託を売って現金化する必要があります。

 この場合には、投資信託の状況は関係ありません。
 優秀な投資信託であっても、もしくはそうでない投資信託であっても、必要なお金が足りないのであれば売却するしかありません。

 投資信託の価格が上昇している、あるいは下落しているといったことも関係ありませんので、悩むこともなく売却を行うだけです。

 ただし、長期投資を続けていくのであれば安易な売却はやめましょう。
 お金が必要になれば、投資信託を売却すれば良いという考えを持ってしまわないように注意しましょう。

値上がりが期待できない時

 現在は多くの投資信託が販売されています。
 数が多いということは、優劣がつくということでもあります。

 中には、多くの投資信託が上昇している中でも下落を続けている投資信託があるのが現状です。
 そういった値上がりが期待できないとなった時は売り時となります。

 ただ、値上がりが期待できない理由についてはしっかり分析することが大切です。
 自分が当初考えていた投資環境が変化したのか、あるいは一時的に落ち込んでいるだけなのかしっかりと見極めましょう。