(今週の指標)ドル/円

 今週は、ドルは底堅い動きが想定されます。FRB(米連邦準備制度理事会)による利下げ打ち止め観測が広がっており、また、主要経済指標の改善を受けて景気底入れが意識され、ドル買い優勢の面があります。一方で米中通商協議の合意の先行きが不透明なため、中国側の反発によってはリスク回避の円買いの面もありますが、今週発表予定の経済指標が良ければ、ドル買いが支援されそうです。1ドル=108.5~110円のレンジを想定しています。