NISA口座を開設している金融機関を変更する人やNISAからつみたてNISAに変更する人がいますが、変更する理由は一体何なのでしょうか?
もちろん、手間をかけて変更するだけの理由があるはずです。
今回はNISA口座について、種類や金融機関を変更する理由と変更する場合の注意点、手順について紹介します。
NISA口座に興味のある方はぜひ参考にしてください。
一般NISA口座をつみたてNISA口座に変更する人の理由
一般NISA口座をつみたてNISA口座に変更する理由の多くが、年間投資上限額と非課税期間の違いにあります。
年間上限額は一般NISAが120万円、つみたてNISAが40万円となっています。
一方で非課税期間は一般NISAが5年間、つみたてNISAが20年間です。
年間の投資上限額は一般NISAの方が多いのですが、多くの人にとって年間120万円を投資資金として確保するのは容易ではありません。
結局、そこまでの投資資金を用意できないのであれば、上限投資金額は少ないが非課税期間が長いつみたてNISAを選ぶというのが、一般NISA口座からつみたてNISA口座に変更する人の主な理由です。
現在のNISA口座を別の金融機関に変更する人の理由
NISA口座を開設している金融機関を変更する主な理由は2つです。
1.希望する投資商品の取り扱いがない
2.金融機関を変更することで取引手数料などが安くなる
共にシンプルな理由です。
買いたい投資商品の取り扱いが無ければ、取扱している別の金融機関にすることになるでしょう。
また、一部の証券会社はNISA口座の取引手数料を無料にしていることもあり、そういった証券会社に変更することでコストを低くすることができます。