本日のレンジ予測

[本日のドル/円]

上値メドは109.40

下値メドは107.20

今朝の天気マークは「晴れ」

※天気の判定基準は記事末尾にあります

安心? がっかり? ドル/円の下げは限定的

 週明け、そして東京市場にとっては年明けのドル/円は、0.30円ほど円高方向にギャップして107.84円でオープン。東京時間朝のうちに107.77円まで下落して3カ月ぶりの安値を更新しました。とはいえ、1年前のフラッシュクラッシュを知っているので、意外と「底堅い」というイメージ。急落に備えていた市場参加者にとっては若干物足りなかったようです。

 その後ドル/円は徐々に値を戻し、NY時間には108.51円まで上昇、この日の高値をつけました(先週の高値は108.86円)。この日米イラン問題で新たな材料が出なかったこと、原油価格の上昇が控えめだったことで、マーケットの過度な警戒感が下がったことも理由。

 米イラン問題はこれからが本番。両国の全面戦争という可能性は低いといわれていますが、米政府機関や米企業を狙ったサイバー攻撃の脅威は格段に高まっています。FRB(米連邦準備制度理事会)は、(当然ですが)この問題に対して金融政策の対応は限られていると述べています。マーケットの関心は原油価格の動向。

 6日の欧州通貨は全般的に上昇。地政学リスクの警戒感によるドル売りもそうですが、この日発表されたドイツや英国のサービス業PMIが予想以上に良好だったことが、ユーロやポンドの買いにつながりました。

毎ヨミ!FXトップニュース

6日のドル/円のNY市場終値は108.38円

 3日の終値に比べ0.26円のドル高/円安だったので、今朝の天気マークは「晴れ」です。

今日の格言:

人生はとてもおもしろいわ、たくさん傷ついたことが最後に自分の最大の強みになる - ドリュー・バリモア(女優)​

今日は何の日(1月7日):

昭和天皇崩御(1989年)
パリでシャルリー・エブド襲撃事件が発生(2015年)

各国・各通貨トピックス

ドル:
    イラン最高司令官殺害、トランプ大統領が急に決断か。米国防総省幹部も衝撃受ける
    米朝関係悪化で「第2次朝鮮戦争」の可能性も 米国教授が警告
    イラン、核開発「第5段階」発表へ。核兵器取得に近づく
    FOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨「現在の金融政策は適切」
    FOMC議事要旨「大きな変化がない限り、金利は当面適切な水準」

その他:
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主要指標終値

出所:楽天証券が作成