※本記事は2014年12月18日に公開したものです。

 実際に株式投資を実践してみると分かりますが、株式投資で満足のいく利益をあげることは意外と難しいのが現実です。これは、日本株がバブル崩壊以降、長期上昇相場ではなくなったのが要因として大きいと思います。戦後~バブル期までの右肩上がりの上昇相場では、基本的に株を買ってそのまま保有しておくだけで誰でも利益を得ることができました。しかし現在の相場ではそうはいきません。

 長期上昇相場ではない現在の株式投資で失敗するパターンといえば、「安値で売らされる」「塩漬けになる」の2つです。

 今回のコラムでは、上記の2つの失敗パターンを学び、これから株式投資で失敗しないためにはどのような点に気を付けておくべきかを考えていきたいと思います。やがて訪れるであろう大幅な株価調整局面に備えて、今のうちから頭の中へ入れておきましょう。