本日の注目通貨

ドル/円: 終値で107円に戻せず

 雇用統計発表直後のドル/円は、106円台後半から106.55円に一時急落後すぐに買い戻されて107.13円まで反発しました。しかし上値の重さは相変わらず。

 9月雇用統計は強弱入り混じる内容で、覚悟していたほど悪くはありませんでしたが、米ISMの大幅悪化で広がったリスクオフを吹き払うほど良くもなかった。ドル/円は前日の高値更新もままならず、再び106円台に後退。そのままNY時間終了まで107円台に戻れず終値は106.91円でした。

 一方NY株式相場は続伸。今月の利下げ期待が強まったことも理由。この日のダウ平均株価は372.68ドル高、2日間では495.10ドル高となりました。

出所:MarketSpeed FXより、楽天証券作成