投資信託を選ぶ際の注目ポイント

ポイント1:商品ごとに、何に投資をしているのか中身をしっかり確認しましょう

 投資信託は、その商品の投資先により、国内債券型、外国債券型、国内株式型、海外株式型、国内不動産型、海外不動産型、バランス型等に分類されます。

 まずは、ご自身でしっかりと商品の中身を確認しましょう。

 その上で、おススメの投資信託の選び方は、国内外債券や国内外株式、国内外不動産といった幅広い投資先に分散投資をする方法です。

 幅広く分散投資をすることで、ある程度の利益を狙いながらも、値動き幅であるリスクも抑えられる効果が期待できます。

 自分で分散投資をするための商品選びが面倒な方は、最初からあらかじめ決められた資産配分で分散投資をしてくれているバランス型から選ぶというのも1つの方法です。

ポイント2:商品ごとの運用方針とコストもしっかり確認しましょう

 前述のファンドマネージャーは、あらかじめ決めた運用方針に従って運用を行っています。その運用方針にはインデックス(パッシブ)運用とアクティブ運用があります。

 インデックス運用とは目標とする指標に連動して動くことを目指す運用スタイルです。

 一方、アクティブ運用はファンドマネージャーによる企業調査や分析により目標とする指標を上回ることを目指した運用スタイルです。アクティブ運用は上回ることを狙う分、当たる時もあれば外れる時もありインデックス運用よりも値動きが大きい傾向にあると言われています。また運用に手間がかかりますのでコストも高めに設定されています。

 インデックス運用の成績を上回る、アクティブ運用の商品は少数派といわれています。

 コストが安いことは運用効率にも関わります。投資初心者の方は特に、分かりやすく低コストのインデックス型から選ぶのがいいかと思いますね。

まとめ

 1000万円というと高い目標のように感じられるかもしれませんが、早くコツコツと始れば意外と簡単そうと感じていただけましたでしょうか?

 今回のお話しが、少しでも多くの方の将来のゆとり生活資金つくりのスタートとなるきっかけとなることができましたら幸いです。

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(寺野裕子)

※この記事は2018年6月30日にマネラボサイトで公開されたものです。

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