預貯金が低金利の現状で、将来のためにお金を増やすためには、3%や4%といった運用目標を目指した投資の活用は欠かせない時代となっています。しかし、投資となると「リスク」というハードルで抵抗を持たれる方もいらっしゃるでしょう。

 そこで、今回はリスクを抑えながらも、ある程度の利益を期待し投資が始められる投資信託を活用した貯蓄方法をご紹介します。投資信託はこれから投資デビューという方にも利用価値の高い運用商品です。

投資信託とは

 投資信託とは、投資家から集めたお金をファンドマネージャーと呼ばれる投資の専門家がまとめて運用を行う金融商品です。

 投資家から集められたお金は、国内外債券、国内外株式、国内外不動産等へ投資をして運用されます。

 その運用で得た成果を投資家に還元されるのですが、運用の成果はプラスだけではなくマイナスもあり、マイナスの成果も投資家が負います。そこが投資信託は元本保証がなく「リスク」があるといわれる理由です。

 ただ投資信託は国内外の株式や債券、不動産等、多くの銘柄に分散投資をするので全体の値動き幅であるリスクを小さくできる効果が期待できるメリットがあります。

 国内株式に投資を行う投資信託1商品を選んで、中身を見てみると、商品により異なりますが1000銘柄以上の株式で投資が行われている投資信託もあります。

 投資信託では毎月10,000円からといった少額からの積立投資も可能です。