(今週の指標)ドル/円

 米中協議再開への期待や香港リスクの後退、米経済指標の上ブレを受けてドルが買われましたが、世界経済の減速に対する警戒感は消えておらず、米中貿易摩擦の不透明さは残っており、今週はドル/円はもみ合いとなりそうです。

 中国人民銀行が市中銀行の預金準備率の引き下げを発表したことで、リスク回避の円買いを抑制することになる一方で、FOMCでの利下げ観測が浮上すればドル売り要因となります。