NY金と上海はおよそ6年半ぶり高値水準。東京の3つの金は史上最高値更新
世界の金価格の指標の一つであるNYの金先物価格、そして上海の金先物、東京の3つの金市場(標準、ミニ、ゴールドスポット100)の価格の推移を確認します。
NY金先物は昨日(8月7日)、6年4カ月ぶりに1トロイオンスあたり1,500ドルを超え、上海金先物も上昇して6年5カ月ぶりに1グラムあたり340元を超えました。
以下は、東京の3つの金市場(標準、ミニ、ゴールドスポット100)、それぞれの価格の推移です。3ついずれも、昨日(8月7日)、上場来最高値をつけました。
金先物(標準)と金先物(ミニ)は、1グラムあたり上場来初の5,120円、ゴールドスポット100は5,130円超えとなりました。
上記5つの金の銘柄は、6年半ぶり高値水準まで上昇、上場来最高値更新など、記録的な値動きになっていることが分かります。
また、変動要因を付したNY金と東京金のロングチャートは以下で確認できます。
では、このような状況の背景には、何があるのでしょうか?次からは、金相場の変動要因とその状況について書きます。