高配当利回り株を買い増しする好機と判断

 割安な株はさらに割安に。配当利回りの高い株は、さらに利回りが高くなってきました。たとえば、配当利回り4.8%(8月5日、会社予想ベース)の三菱UFJ FGの投資価値はきわめて高いと私は判断しています。

図3:三菱UFJ FGの株価と予想配当利回り推移:2018年8月1日~2019年8月5日  

 

 予想配当利回りは、[1株当たり年間配当金(会社予想)]÷[株価]×100(%)で計算します。三菱UFJ FGの配当金予想が変わらないまま、株価が下がっていくと、配当利回りはどんどん高くなっていきます。逆に、株価が上昇すると、配当利回りは低下します。

 三菱UFJ FGは、2020年3月期に入ってから、増配(1株当たりの年間配当金を増やすこと)をしました。そこでも、配当利回りは高くなっています。

 三菱UFJ FGは、財務内容が良好で、安定的に高収益をあげる力を有すると判断していますので、配当利回りが4.8%まで上昇した今、投資価値はきわめて高いと判断しています。詳しくは、以下のレポートをご参照ください。

▼7月31日:配当利回り4.7%!三菱UFJの投資価値を見直す。3大メガバンクの最新評価